ケィ・マック株式会社事業紹介

抜けない・回らないようにするためのローレット加工ローレット加工とは?

ローレット加工とは、金属に施す、凹凸の加工のことをいいます。
ローレットの語源はフランス語からきており、ギザギザの形状を意味する言葉です。
英語ではナーリングといい、その表記の場合もあります。
このローレット加工は、滑り止め、回り止め、抜け止めの効果があり、様々な箇所で見ることができます。

ローレット加工の
よくある3つの課題、悩み

  • どういうローレット形状が、
    最適なのわからない

    価格面の最適化と抜け強度や空転トルクなどの機能面での最適化が難しいです。価格面の最適化とは、ある程度のロット数に対して値段を削減することや、抜け強度や空転トルクなどの機能を付与したいが値段とのバランスがわからないことを言います。

  • 相手材に合わせて
    どういう形状や
    材質がいいのかわからない

    相手材(樹脂、CFRP、アルミダイキャスト、マグネシウム合金など)の特性を見極めながら、どのようなローレット形状がいいか、どんな材料でローレット加工すればいいか、判断が難しいです。

  • ローレット加工部品だけでなく
    インサート成形や
    ハイスピンカシメまでやりたい

    ローレット加工部品の製造だけでなく、インサート成形やハイスピンカシメなどのアッセンブリまでやりたいが、対応できるメーカが見つかりません。

3つの課題や悩みを
解決する弊社の工夫・特長

  • 工夫1

    どういうローレット形状が最適なのわからないを解決する工夫・特長

    お客様のご要望をヒヤリングし、実現可能な形状の提案をおこなっています。
    例えば「抜け強度を上げたい」といったご要望に対しては、「2段ローレット」といったご提案を行い、最適な抜け強度を実現します。例えば「価格を削減したい」といったご要望に対しては、「切削加工から転造加工への変更」といったご提案を行い、最適な価格をご提案可能です。
    このように、ご要望に対して、さまざまなVA案を数案、ご提案し、その中から最適な案をお選びいただいております。

  • 工夫2

    相手材に合わせてどういう形状や材質がいいのかわからないを解決する工夫・特長

    相手材(樹脂、CFRP、アルミダイキャスト、マグネシウム合金など)の特性とローレット加工でできることを理解した弊社の技術者が、お客様のご要望をお聞きして、どうローレット加工すればいいのか?というプランを複数案ご提案し、値段や機能のバランスを見ていただいた上で、最適な案をお選びいいただけます。例えば、座屈強度の違いにより、製品の加工方法をフォーミングか鍛造のどちらかを選んでいただけます。

  • 工夫3

    ローレット加工部品だけでなくインサート成形やハイスピンカシメまで
    やりたいを解決する工夫・特長

    弊社では、ローレット加工だけでなく、インサート成形、ハイスピンカシメまでをサポート可能です。
    お客様がインサート成形、ハイスピンカシメをする必要はなく、ワンストップでご依頼いただけます。インサート成形については、協力会社と連携して精度の高いインサート成形をご提案可能です。ハイスピンカシメは自社工場にて実現いたします。海外にも関連会社がございますので、海外納品も柔軟に対応可能です。

3つの課題を解決できた加工実績

  • 実績1

    パイプ部品

    パイプ部品

    パイプ部品部品にローレット加工の事例です。納入先様にてASSYの際、圧入し、抜け止めとなっています。

  • 実績2

    冷間圧造部品

    冷間圧造部品

    圧造品にネジと同様に転造にてローレット加工したものです。納入先様にて樹脂成形する際の抜け止めとなっています。

  • 実績3

    その他の冷間圧造製品

    その他の冷間圧造製品

    転造工程だけでなく、圧造工程内でもローレット形状を実現することができ、同様の効果が得られます。

ローレット加工の
サンプルについて

弊社では、ローレット加工に関して、さまざまサンプルをご用意しております。
下記のサンプルをお見せしながら御社のご要望をお聞かせいただき、
最適なご提案をさせていただきますので、まずはサンプルにお気軽にお申し込みください。

  • サンプル01

    巻きブッシュでの様々な
    回り止めの形状のサンプル

  • サンプル02

    パイプの材料から
    ローレットを施したサンプル

  • サンプル03

    圧造+転造での
    ローレット加工サンプル

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