災害時の予備電源に

地震大国日本では、現在南海トラフ地震および首都直下地震の発生確率が今後30年以内で70%と試算されています(内閣府)。また近年の異常気象による大雨など災害時への備えはますます重要になっています。災害発生による停電や電源喪失は、生命の危険にも関わります。コロナ禍での密も課題となり、避難所の拡充も叫ばれるなか、小規模な集会所等を視野に入れた防災対策も欠かせません。Hydroftyは、水素燃料電池とバッテリーの組み合わせにより、発電・蓄電・給電を1台で実現。特別な工事も不要で、見た目はコンパクトな家具の一部のようでありながら、大きな安心を備えることができます。安否確認や避難情報等の生命に関わる情報源の確保のためにも、公共機関や避難所、病院などの非常用電源として災害時の生命線を守ります。

Hydroftyの利用可能電力

燃料電池10Lボンベ1本
1,500Wh+バッテリー3,600Wh=

5,100Wh

水素ボンベの交換で持続的な電力の確保が可能

災害時に必要な電気容量(参考)

緊急避難した50人の電力シミュレーション

  • 電気ケトル
    1日に5回沸かして 
    1,250W×5分×5回=520W
  • LED照明 
    1日6時間点灯で 
    500W×2個×6時間=600W
  • スマートフォンの充電
    1日50台として 
    8W×50=400W

合計1,520W/日(3日で4560W)

水素燃料電池への期待と安全性

水素は、多様な資源を原料にでき、使用の際にCO2を排出しないため、カーボンニュートラルな次世代エネルギーとして期待が高まっています。日本は世界をリードする水素関連技術を有し、当社でも気体の流れについてのノウハウを活かして水素関連開発を進めています。水素燃料は化学反応により発電するため静音性にも優れており、有害な物質も排出しません。水素ボンベはJIS規格対応で安全性も高く、万が一漏れが生じた場合でもごく微量の段階で検知。ガス漏れは画面でアナウンスしますので、確認の上閉めていただけます。万が一、すべての水素ボンベの予備を使い切ってしまった場合も、ガス会社の災害時対応は比較的早いため供給までの早期復旧が見込まれます。水素ボンベは最大10年の保管ができます。付属(別売り)の保管庫で4本のボンベを常備しておくことができます。

防災用蓄電池の汎用力

3,600Whの大容量バッテリーは、燃料電池の蓄電以外にも、ソーラーパネルや電源からの充電も可能です。リチウムイオンバッテリーの中でも熱安定性に優れ、安全性の高いリン酸鉄系バッテリーを使用しており、長期間の使用にも耐えることができます。USBポート20個、AC電源2個の出力ポートを備えており、照明、モバイル機器の充電はもちろん、ラジオやプロジェクターなどの情報機器、サーキュレーターなどの高出力一般家電にも使用可能。災害時はもちろん、電気系統のトラブル時、イベント等の予備電源としても使用できます。停電の際には自動起動によりモニター(LED照明)が点灯し、暗闇を防ぎます。

FEATURES

[Hydroftyの特徴]

POINT.1

高出力・ハイパワー

ガソリンエンジンの最高効率は40%ほどですが、燃料電池の変換効率は83%と高効率。天候に左右されないのが水素燃料の強みです。Hydroftyは、10Lボンベ1本で合計1,500Whを出力し、バッテリーは3,600whを蓄電。最大5,100Whの出力が可能で、小規模避難所の動力を最大3日程度、賄うことができます(当社想定)。

POINT.2

高い静音性

水素を燃料として供給する電池は、酸素との電気化学反応によってエネルギーを発するため騒音や有害物質を出さないのが特徴です。避難所や病院を始め、小さなお子さんがおられる場所でも安心です。

POINT.3

環境に優しい

水素は宇宙最古の元素で全元素の9割という最も豊富に存在しており、化石燃料に比べると多様な資源調達が可能です。燃焼中もCO2を排出せずに水になるだけ。カーボンニュートラルへの高い貢献度にも期待が集まっています。地球の資源を守り、環境も汚染しない水素エネルギーは今後ますます身近な技術になっていきます。

POINT.4

メンテナンスが楽

水素ボンベは、装置前面のモニターの指示で容易に交換できます。ガソリン発電機は6ヶ月ごとのメンテナンスが義務づけられていますが、水素ボンベは3年に一度の点検・交換をすれば大丈夫。水素ボンベの購入、メンテナンス依頼は弊社紹介のガス会社等に、購入者様からご手配ください。

SAFETY

[水素の安全性]

自然発火しにくい
水素の発火点は300℃のガソリンよりも高い500℃以上で、自然には火がつきにくい物質です。また空気の14分の1の軽さのため、例え漏れたとしてもすぐに拡散するため着火しにくいとも言われています。
漏れ検知システムで安心安全
当社では長年培った気体の流れについての知識・技術を活かし、水素の漏洩防止・拡散防止を行うと共に、漏洩時は漏れ検知システムの作動により、電源を遮断。安全で安心な発電を実現しています。
安全性の高い水素ボンベ
水素ガスボンベは、高圧ガス保安法およびJIS規格等にのっとり、安全面において転倒防止処置、起動時の漏れ検知や圧力監視と自動制御などの機能を備えており、容器が爆発するといった危険性はありません。Hydroftyは、専用容器保管庫をご用意し、長期保管時の安全面に配慮しています。

非常用電源の
さらなる進化系

1台で50人規模の避難所の非常用電源として機能する「Hydrofty」。こちらの動画でもご覧ください。

PRODUCT

[製品・仕様一覧]

画像

インテリアにも馴染む木目調の天板は人が座っても大丈夫。容器内200×500mm程度の空間には非常用グッズを収納しておくこともできます。

TYPE-A バッテリー・燃料電池一体

TYPE-A バッテリー・燃料電池一体

水素容量
1,500L(10Lボンベ)
燃料電池タイプ
固体高分子形燃料電池(PEFC)
発電時間
約15時間
燃料電池出力
100W(定格) ※10Lボンベ1本で合計1,500Wh
蓄電池容量
3,600Wh
蓄電池タイプ
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

【出力】AC電源 100V×2口/USB-Aポート 5V2.1A×20ポート
【出力】1,500W(ピーク2,000W)
【入力】AC電源、ソーラーパネル用DC入力ポート(24V)

TYPE-B 水素燃料電池電源

TYPE-B 水素燃料電池電源

水素容量
1,500L(10Lボンベ)
燃料電池タイプ
固体高分子形燃料電池(PEFC)
発電時間
約15時間
燃料電池出力
100W(定格) ※10Lボンベ1本で合計1,500Wh

【出力】AC電源 100V×1口/USB-Aポート 5V2.1A×10ポート
【出力】100W
【入力】バッテリー電源ユニット接続ポート

TYPE-C バッテリー電源

TYPE-C バッテリー電源

蓄電池容量
3,600Wh
蓄電池タイプ
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

【出力】AC電源 100V×2口/USB-Aポート 5V2.1A×20ポート、
   水素燃料電池ユニット接続ポート
【出力】1,500W(ピーク2,000W)
【入力】AC電源、ソーラーパネル用DC入力ポート(24V)

水素収納庫(4本)

水素収納庫(4本)

水素ボンベ(10L)予備保管用の収納庫・最大4本の備蓄が可能です。水素収納庫の4本を交換しながら使うことで、最大1,1100Whの大容量電力が利用できます。

SET 例1

燃料電池バッテリーセット
(TYPE-B+C)

組み合わせて使用することで水素燃料電池電源のガス残量・ガス漏れ警報などの情報をバッテリーユニットのモニターに表示することができます。また、他のポータブルバッテリーと接続(DC24V)して使用することもできますが、その場合情報接続はできませんのでご注意ください。

SET 例2

バッテリー・燃料電池・水素収納庫
(TYPE-A+水素収納庫)

水素4本を備蓄した収納庫とバッテリー・燃料電池一体タイプを並べて置くことで、壁際などにすっきりおさまり、使用時もスムーズに交換できます。